・NHK Eテレの番組で「星の王子さま」が取り上げられていて
いろんな星を巡っていろんな哀しい人々に出会ったのちに
地球にやってきた王子さまがきつねとの出会いによって
絆をつくる大切さに気づくエピソードが紹介されていました。
きつねが王子さまに語ったその一文をご紹介させていただきます。
ある存在によって世界の見え方が変わったり大切なものになる。
なんて美しい表現なんだろう、と思いました。
”飼いならす”というどちらかというとネガティブな印象をもつ
言葉が使われて、最初はちょっと不思議に感じました。
飼いならす:フランス語でapprivoiser(英語では to tame)
この言葉をどう理解したらよいか、番組のなかで語られていたのは
相手を受け入れて自分を変える勇気をもつこと。
そのためには辛抱が必要であること。
お互いに“飼いならされ合う”ことで
相手が自分の中に入ってくる、自分が相手の中に入っていく、
それがないと関係を深めることは難しい。
影響し合って変化することを楽しむこと。
サンテグジュペリは時間をかけて絆をつくる大切さを
あえてこの言葉を使って伝えようとしたのではないか
ということでした。
あらためて気づかされたのは
わたしにとって相手を受け入れるというのは意外に難しくて
特に年齢を重ねるごとに頑なになってきて
自分を変えられることに保守的になっている気がします。
”飼いならされる”ことが億劫になっていると言えるかもしれません。
私の感動や感じたことがそのように伝えられたかわかりませんが
この文章との出会いで自分の心持ちがすこし変わった気がします。