2010年10月25日月曜日

三谷龍二さんの木の時計

・三谷龍二さんの木の時計です。


昨日、岐阜県多治見市の「ギャルリ百草」へ行きました。
先月恵文社で出会った三谷さんの画文集「僕の生活散歩」
絵・文章共にとてもすてきで共感するところも多くて。
木の器など作品をぜひ実際に見てみたかったのです。

実際に作品を眺めて、手で触れて、
あぁうれしいなぁと思いました。

作品には作家名があるわけでもなく、
ブランド名がついているわけでもなく、
ただただ木に数字が彫り込まれていて、
時間を示す針があるだけなのに、
私にとっては1つの「物語」を持ったものです。

こんなにうれしいお買い物をしたのは久しぶりでした。
子供の頃、欲しかった物を買ってもらえた時の様に
袋を抱えて本当にうれしい気分で帰路につきました。

手のひらに乗るくらいの大きさです。 材は桜の木と書いてありました。

さっそくアトリエの壁にかけました。ずっとアトリエに時計が欲しいなと思っていたのでしあわせな気分です。


ギャラリーに三谷さんご本人もいらっしゃっていました。
本がとてもすてきだったこと、
今日実際に作品と出会えてとてもうれしいこと、
お伝えしたかったですが、もちろん声をかける勇気もなく
作品を一生懸命みることだけで精一杯でした。。。

・「ギャルリ百草」とても素敵な場所でした。

黒壁の日本家屋と緑深い庭がとても美しくて、
ギャラリー内も雰囲気があって。
薪ストーブがあって天井が高い土間。

想いを込めて作られた作品が、
想いを持って作られた空間に並べられている。

同じようなコトをしているところは沢山あっても
ここまで真剣に考えて徹底的にしているという
ところは実は少ないのではないかと思います。

ひっそりとした場所にも関わらず
多くの人が訪れていた理由の1つかも知れません。

自分の服作りについても、色々と考えてしまった1日でした。

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