麦秋至（むぎのときいたる）

・七十二候では、今日からの5日間は「麦秋至（むぎのときいたる）」
　麦が熟して黄金色に揺れる季節なのだそうです。
　”秋（とき）”は実りの季節という意味なのだそうです。

・オリーブの花が咲き始めています。
　今年の5月は今日で終わり･･･早いですね。
　来年の5月はどこでどんな風に過ごしていることでしょう。

あじさいが咲き始めました

・場所が変わっても季節を感じてただ精一杯に黙々と
　花を咲かせ枝を伸ばす植物たちの生きる姿は
　シンプルでかっこよいなぁと、しみじみ思います。

　引越の際に新芽の部分が一部折られてしまったりしたのですが
　あじさいは今年も去年以上のつぼみをつけてくれています。
　うれしいことではあるのですが、昨年急に背が伸びて
　ベランダに置くには大きくなりすぎてきました。^_^;
　今年花が終わる頃に切り戻しをしようと思っています。

・伊勢の実家から分けていただいたガクアジサイの1株です。
　まだ小さいながらも立派に花芽をつけてくれました。
　今年が初めての開花なので、いままで色がわからなかったのですが
　期待通りのすてきな色あいです。

　昨年できなかったあじさいのドライフラワー作りにも再挑戦しなくては。

音楽を浴びる

・5月27日日曜日の「星野源のなんばHatchワンマンライブ」楽しかったです。

　声や楽器の音が体にひしひし響いてくる感覚は本当に貴重な体験ですし
　何度も聴いている曲がまた違う雰囲気でアレンジされているのがすごく良くて
　わたしは歌のある曲だとつい声にばかり集中してしまいがちなのですが
　今回のライブでは源ちゃんの弾くギターの音にもとても惹かれました。
　トークもとてもおもしろかった･･･楽しい思い出がまた一つ、です。
　
　星野画伯の描いたペンギンがとてもかわいいグッズです。

　強行スケジュールで出かけたので昨日一日ぼんやり過ごしてしまって
　わたしの体内時計ではまるで今日が月曜日のような感覚です。
　
　さて、そろそろ目を覚まさなくては。

よこっちょぽっけまーと

・先週末19日に金澤表参道で開催された「よこっちょぽっけまーと」へ出掛けてみました。
　日差しがきついくらいの快晴で
　スタート間もない11時はまだ人通りもそれほどでしたが、
　この後お店も人も増えてとても賑わっていました。

　古道具屋さんや手作りの器やさん、パン屋さんにスイーツ、
　能登のお惣菜や食材、古本のお店を覗いたり、
　うろうろのんびり行ったり来たり、楽しかったです。

　お昼はギターと歌のライブ演奏を聴きながら
　ニワトコさんのたけのこちらし、昆布と蕗の佃煮、
　能登のたこコロッケとビールをぐびり。
　しあわせのひとときでありました。

・今週末は、楽しみにしてきた星野源ちゃんライブへ行きます！
　生で歌や演奏を聴けるなんて、本当にわくわくしちゃいます。
　
　皆さま良い休日を。

小豆のしあわせ：月天心さん

・Boulangerie YAMANEKOさんで教えて頂いた
　和菓子のお店「月天心」さんへ行ってきました。
　

　包みを開けるとうさぎの後ろ姿が。かわいいです。

　こんなにつぶあんがたっぷりです！

　もなかは注文してから餡を詰めて下さいます。
　小豆の存在感がしっかり残った餡で美味しかったです。

　14時頃伺ったのですが、すでに売り切れの品も多く
　１つから予約できるとのことで次回はしっかり予約して行くことにします。

　もなかの他にれもん時雨、かのこまめを購入しました。
　れもん時雨の写真を撮り忘れてしまいましたが、
　口の中でさわやかなれもんの風味がふわりとして
　和菓子とれもんの組み合わせがすてきでした。
　かのこまめはヨーグルトと合わせて頂いてみようと思っています。

　手仕事の合間に美味しいお菓子と香ばしいほうじ茶で口福のひととき、
　わたしにとってとっても大切な時間です。

こぼれ花

・更地にだったはずの空き地が夏になると草でいっぱいになったり
　庭のある人はきっとこれから草引きが大変な季節ですね。

　ベランダに置いてある鉢にも植えた覚えのない植物が芽を出すことがよくあります。
　小さな土を見つけて根を張るその生命力はすごいと思います。
　花を咲かせるものはつい引き抜けなくて･･･
　もともとの植物たちは困ったなぁと思っているかもしれないのですが
　共存してもらっています。

　見慣れない葉が出てきたりするとこれまた興味が湧いてしまって
　引き抜けずに育てて観察してしまいます。
　思いがけずモミジだったり桜だったりして楽しいのです。
　桜は残念ながら枯れてしまったのですがモミジは元気です。
　いまは大きくなりすぎないように小さく育てていますが
　いつか地植えできる日がくる･･･かな？
　　

グーちゃん

・わが家に新しい仲間”グーちゃん”がやってきました。
　
　いままで東京・名古屋では車無しで暮らしてきましたが
　金沢では車は必要ですヨ、と皆からアドバイス頂いたこともあって
　ついに車と一緒に生活してみることになりました。

　一緒に暮らすには気の合う仲間じゃないと、と
　Hさんが私も気に入りそうとかわいいkangooを選んでくれました。
　これからの暮らしにまた新しい変化がありそうな予感がします。

　後ろにゆったり3人座れます。
　遊びに来てくれる人達と一緒にお出かけするのも楽しみです。
　大きな荷物・長い荷物も運んでくれるので
　生地の反買いができちゃいますね･･･買いすぎないようにしなくては。

　まだ車との生活の実感が湧いていないところなのですが
　それはきっとわたしに免許が無いからです。。。 ^_^;
　これから自動車学校に通います。
　車を運転する日が来るとは･･･ちょっと大げさかもしれませんが
　わたしにとっては人生の転機の１つになりそうです。

・ショールームにピスタチオカラーのkangooがいました。
　フランスっぽいすてきな色です。
　現地仕様とのことですが顔の半分が黒くて濃いひげのよう。
　イメージとしてハイジのおじいさんの若い頃みたいです。

ベストをお作りしました

・先週カスタムメイドのベスト２点をお届けしました。

春夏向けのグレーベージュ色のベストです。
ミニヘリンボーンの織り模様がりりしいすてきな生地です。

こちらは秋冬向けのベロアのベストです。
ボタンの無い突き合わせのすっきりシンプルなデザインで
生地の光沢が引き立つようです。
ウエストのリボンは前でも後ろでも結んで着て頂けます。

引っ越し前に名古屋で仮縫いまでさせていただいたお客様で
実際に着たところを見られなかったのが残念なのですが
気に入っていただけたとのことで本当に嬉しかったです。
お作りした服を喜んで頂けることが私にとって何よりの喜びです。
この度はありがとうございました！　

・今朝は金環日食を楽しんだ方も多いのではないでしょうか？

お隣や外から「おぉ〜欠けてる欠けてる！」という声が聞こえたりして
いつも静かなご近所にもちょっとしたイベントの熱気が感じられました。

我が家でもHさんがテレホンカードを使って日食観察です。

日食中。

さらに欠けてきたところ。

金沢では部分日食となりましたが、日食がはじまると
晴天で明るかった空が薄暗くなって空気がひんやりしてきて
なんとなく神秘的なひとときでありました。

・二十四節気では今日から「小満（しょうまん）」
本来は、麦の穂が実って少し満ちてきた、という意味なのだそうです。
それが転じて、動植物すべての成長が盛んになり、
天地に満ちはじめるという意味で使われているそうです。
潮干狩りや梅しごと、夜空を眺めるのに絶好の季節です。

昨年初めて自家製梅干しにチャレンジしました。
シンプル＆パワフルな味が玄米ごはんにぴったりで気に入りました。
今年も美味しそうな梅を探して再チャレンジする予定です。
本でみた「青梅カリカリ漬け」のレシピにもちょっと惹かれています。
新しい梅しごとにも挑戦してみようと思います。

・七十二候では、今日からの5日間は「蚕起食桑（かいこおきてくわをはむ）」
桑の葉が芽吹き、絹糸の原料をつくる蚕が盛んに食べはじめる季節なのだそうです。

刺繍のあこがれ

・先日放送されていたNHK「すてきにハンドメイド」の
　サテンステッチを使ったワンポイント刺繍の回をみて
　かわいいなぁ･･･とあらためて思ってしまったのでした。

　筆で描く絵はちょっと自信がないのですが　^^；
　糸でなら描ける気がしてしまいました。（番組の思うつぼですね）
　自分の好きな色の糸で好きな絵を描けたらすてきです。

　くるみボタンサイズくらいから始めてみようかな。
　日記に書いたからには実行しなくては。
　
　後日ご報告できるようにがんばってみます。

　皆さま、良い週末を。

"Le Mint"

・暖かくなってベランダのミントが急成長してきました。

　ミントティーにする以外なかなか上手く料理に使えていません。。
　なので少しカットさせていただいてキッチンに飾っています。
　鮮やかな緑がすがすがしく気持ち良いです。

　以前にハワイのホテル・ハレクラニの中にある"House Without a Key"で頂いた
　”Le Mint”というその名の通りミントたっぷりのレモネードが本当に美味しくて･･･
　きれいだった夕焼けと共に忘れられない思い出の１つです。

Source: ameblo.jp via Mayumi on Pinterest

Une chose très sérieuse

・フランス語で”とても大切なこと”という意のようです。

　金沢の竪町にある古本やさん、オヨヨ書林さんで出会った
　「『星の王子さま』をフランス語で読む」という本で知りました。
　（見つけてくれたMちゃん、ありがとう！）

　まだまだ原文で読めるほどのフランス語力にはほど遠いのですが
　NHKラジオ講座で勉強したことを踏まえて
　また違うアプローチでフランス語の世界を知ることが出来て
　すごくおもしろいです。

　とても大切なこと。
　”大切なこと”はあれこれいろいろたくさん思い浮かんでくるのですが、
　時々「自分にとって本当に大切なことは何だろう？」という問いかけをします。

　岡本太郎さんの言葉で「人生は引き算」というのがありました。
　その一文だけを見てさいしょは意味が掴めなかったのだけど、
　ふとあるときすっと腑に落ちて
　太郎さんの意図とは異なるとは思うのですが
　自分なりの理解としては時を重ねてゆくなかで
　いろんなことのなかから自分が持てる分だけの”大切なこと”を
　取捨選択してゆく、ということなのかなと思いました。　　

　映画「マザーウォーター」のキャッチコピー
　「あしたへは、ダイジなことだけもってゆく。」
　というのも初めて観たときからとても心に響きました。

　小さなこだわりを大切に、でもとらわれずに、
　大事なことを選択しながら一日一日を過ごしたいです。

Source: google.co.uk via Svala on Pinterest

竹笋生（たけのこしょうず）

・七十二候では、今日からの5日間は「竹笋生（たけのこしょうず）」
　たけのこのやわらかくみずみずしい味を堪能できる時季です。

　今年は幸運にも２度も立派なたけのこを頂戴する機会に恵まれて
　香ばしく焼いたり、たけのこごはんにしたり、厚揚げやわかめと炊いたり
　塩麹で和えて天ぷらにしたり、旬の味を堪能させて頂いてます。
　時季の食材にはやはりその時ならではの力があるなぁ･･･と
　しみじみ噛みしめながら思うのでした。

Source: blog.builddirect.com via Peter on Pinterest

すてきな木造校舎

・懐かしい雰囲気に包まれた古い木造校舎。
　ゴールデンウィーク中にふらりと立ち寄った金沢くらしの博物館の建物です。
　もとは明治32年（1899）に石川県立金沢第二中学校として建てられたものとのことで
　私が大好きなスモーキーなミントグリーンの色がところどころに散りばめられています。
　いまの私に強くノスタルジアを感じさせるキーカラーみたいです。
　

お誕生日おめでとう。

・今日は友人のたかはしまいこさんとわたしの誕生日です。

　これからやってくる新しい365日がすてきな日々でありますように。
　元気に　大切に　ひたむきに　一日一日を過ごせますように。

Source: creaturecomfortsblog.com via Mayumi on Pinterest

マザーウォーター

・近所を歩いては水路から水の流れる音が聞こえてくると
　いつも大貫妙子さんの「マザーウォーター」が心に浮かびます。
　同タイトルの映画の主題歌です。
　大貫さんの透き通るきれいな声がまるで水のよう･･･
　聴くと大きくひとつ深呼吸をしたくなるような音楽です。

　「がんばらなくてもいい
　　ひたむきであれば
　　さがしていたものにきづくだろう」

　はじめて聞いたときに歌詞が心にしみじみ沁みました。

　”ひたむき”は漢字で書くと”直向き”なのだそうで
　忍耐強く、一つの物事に心を向けて打ち込む、という意味だそうです。
　いまの私のテーマ「シンプルに生きる」に通じるものを感じます。
　　

つぼみたち。

・5月に入ってもときおり肌寒い夜がありますが、だいぶ暖かくなって
　ベランダの植物さんたちも新しい環境に落ち着いてきたようです。

　オリーブやあじさいにつぼみがつき始めました。
　とくさの鉢ではこぼれ種から育った植物が小さな白い蕾をつけています。
　どんな花が咲くのか楽しみです。

能登半島へぶらりおでかけ

・二十四節気では5日土曜日から「立夏（りっか）」
　初夏のさわやかな気候を楽しめる時季です。
　空豆、筍、初鰹や苺など旬の食材がたくさん。
　おいしいものをしっかり食べて体調を整え、
　梅雨や暑い夏に備えたいですね。

　七十二候では5日土曜日から「蛙始鳴（かわずはじめてなく）」
　蛙が恋をする季節なのだそうです。
　川や田んぼで賑やかな鳴き声が聞こえはじめる頃とのことですが
　近所の田んぼでは先月からすでに賑やかなカエルの大合唱が
　聞こえています。このあたりは恋の季節が早い？のでしょうか？？

　昨日は満月。まんまるいお月様がとってもきれいでした。

・ゴールデンウィーク中に遊びに来てくれた3人娘さん達と
　羽咋（はくい）・七尾へお出かけしてきました。

　羽咋市の気多大社（けたたいしゃ）へお参りしました。
　おみくじを引いたら“大吉”でした　^_^
　いま見えている自分の道をしっかり頑張ろう、と思います。
　
　

　羽咋市神子原地区にある農産物直売所「神子の里（みこのさと）」に立ち寄りました。
　お野菜、山菜、フルーツ、お惣菜、スイーツ、コーヒー豆などなど
　ついついあれこれ手にとってかごいっぱいに買い物してしまいました。
　普段スーパーでは見かけないものにも出会えました。
　初めて食べた「はるか」という名のみかん！
　皮はレモン色をしていて、さわやかな甘みが美味しいフルーツでした。
　里芋のような見かけの「菊いも」はしゃりしゃりとした食感で
　きんぴらやスープで美味しく頂きました。
　こちらでお昼ごはんに温かいおそばを頂きました。
　香り・歯ごたえがしっかりしていてとても美味しかったです。
　天ぷらも2個50円という驚きのお値段で、
　マタタビの天ぷらも初めて食べました。元気回復効果があるとか･･･？
　”食”に関することはやっぱり楽しいです。

　七尾市一本杉通りをてくてくお散歩しました。
　昭和レトロな建物にある暮らしの雑貨店歩らりさんや
　

　　
　老舗の店構えの鳥居醤油店さん。
　花嫁のれん展が開催されていて、いろんな時代のものを見学できました。
　

　
　他にも和ろうそくや昆布・海産物の老舗店を覗いてみたり
　骨董の出店のおじさんと会話したり、見て歩いて楽しい街でした。

　ちょうど青柏祭というお祭りの日だったので
　「でか山」と呼ばれる大きな山車を曳いているのを近くで見ました。
　写真で伝わるかどうかわからないのですが、本当に大きな山車でした。
　

　帰りがけに和倉温泉の総湯に立ち寄って
　一日の終わりは家でお寿司パーティです。充実の一日でした。　

　

尾張町と主計町散歩

・週末に自転車に乗って尾張町へお散歩してきました。
　商店街沿いや裏に入った道にレトロな建物や町屋がぽつぽつと建っていて
　とことこ歩くと何か発見があるのが楽しいところでした。
　Boulangerie YAMANEKOさんで教えて頂いたお店、ニワトコさんで
　お昼ごはんを頂きました。伺っていた通りの体に沁みる優しい美味しいごはんでした。

・お昼ごはんのあと、すぐ近くの主計町（かずえまち）へ。
　金沢３茶屋街の１つで国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されているそうです。
　流れがゆるやかな浅野川に沿って風情のある建物が並んでいて
　浅野川を渡るいくつかの橋も雰囲気があってとても気持ちの良い風景でした。

　ふたたび尾張町にもどってケーキ屋さん：Maison de Mizukiさんでケーキとお茶を頂いて
　金沢味噌の老舗：中六商店さんのお味噌と麹を買って帰路につきました。
　情報誌によるとニワトコさんのお味噌は中六商店さんのもの、とあったので
　迷わず買ってみたのですが、さっそく翌朝頂いてみたらやはりとっても美味しくて
　朝ごはんの楽しみがまた１つ増えました。

山と川のある風景

・金沢市内を流れる川の１つ、犀川です。

　良い天気だった週末に自転車に乗って出掛けた時に撮りました。
　川の向こうにまだ雪をかぶった山々が見えてとてもきれいでした。

　通りかかった公園の藤棚が満開に咲いていました。
　大きな大きな熊蜂がぶんぶん飛んでいて怖かったのですが
　近づいてみると藤の花の香りが強く漂っていました。

・七十二候では、昨日からの5日間は「牡丹華（ぼたんはなさく）」
　文字通り牡丹が咲く頃なのだそうです。
　まだこのあたりで咲いているのは見かけません。もう少し後でしょうか。
　観賞用だけでなく、古くから薬用とされてきた花とのことで
　根の部分が消炎・鎮痛効果のある漢方薬となるのだそうです。