2015年7月21日火曜日

ドリップの旅



3日ぶりに田んぼの近くを通りかかってみると、連休中に稲の背丈がぐぐぐーんと伸びたような気がしました。暑さに負けず、ぐいぐい育ってます。風が吹くと葉が一斉に揺れてまるで風が形になって目に見えるよう・・・街に暮らしながらこの美しい風景も日常的に見られるのが金沢の魅力のひとつです。


先週の話になりますが、
ギャラリーワクナミトネリコさんで開催されたcowry coffeeさんのドリップワークショップに参加してきました。

道具のこと、ドリップという作業で何が起こっているのかということ、ドリップで目指すこと、手順のこと、豆のこと、お水のこと、お店のこと、etc...珈琲にまつわる色々なお話を聞かせていただいて、とても濃い午後のひとときでした。ただひとつのことに集中できる贅沢な時間でした・・・。

いろんなお話を聞きながら、信念をもって日々珈琲に向かいあわれている姿勢がひしひし伝わってきました。のちのち思い返してわたしも服作りとどれだけしっかり向き合えているかなと改めて見つめ直してみたり。珈琲以外のことにもつながるきっかけをいただいたワークショップでした。

今日も教えていただいたことを思い出しながらドリップ練習。失敗作になってしまってもなにやら旅をしているような気分で淹れる時間も楽しめるようになりました。いつかかえる洋裁店や洋裁教室で美味しい珈琲を出せるように、練習練習。

自分でコーヒーを淹れる楽しみもさることながら、またcowry coffeeさんのお店であの良い音に包まれながらおいしい一杯をいただきたくなりました。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

家に師匠がいるのに外で習うのね。
お湯をゆっくり注ぐようにしたらキーンとする香りが立たず、飲みやすくなった気がします。一定の味が出せるって、本当にすごいことです。信念です。

かえる洋裁店 / Kaëlle Clothing さんのコメント...

モルペンさんへ
お店に伺った際に知ったのですが、一杯に使う豆の量がぜんぜん違ったのです。
同じ豆を使っても、淹れ方を工夫してスイーツに合う味を目指して淹れているそうです。そんな風に淹れられたら楽しいですよね。
豆に合わせた焙煎、豆に合わせたドリップを考えたら本当に数え切れない淹れ方があるんでしょうね。一度の人生では足りないかも。
いつかモルペンさんに美味しい一杯を楽しんでもらえるように頑張ります。

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