蚊帳生地でカーテンを縫いました

はずかしい話ですが・・・３年前に金沢へ引っ越してきて以来、ずっと丈の足らないレースカーテンを使いつづけていました。生地選びもあれこれ長らく迷った挙句、蚊帳生地で作ろうと決めてさらに半年、ついにやっと重い腰を上げて先の三連休に蚊帳カーテンを縫いました。

蚊帳生地は、蚊帳の里というお店から購入しました。素材がいくつかありましたが麻100％の蚊帳生地を選びました。

ベージュの天然色、とっても軽くて風もよく通しますし、外の風景も適度に透けて部屋の明るさも保てます。Hさんにも好評いただいて、蚊帳カーテン大成功でした！

ドリップの旅

3日ぶりに田んぼの近くを通りかかってみると、連休中に稲の背丈がぐぐぐーんと伸びたような気がしました。暑さに負けず、ぐいぐい育ってます。風が吹くと葉が一斉に揺れてまるで風が形になって目に見えるよう・・・街に暮らしながらこの美しい風景も日常的に見られるのが金沢の魅力のひとつです。


先週の話になりますが、
ギャラリーワクナミトネリコさんで開催されたcowry coffeeさんのドリップワークショップに参加してきました。

道具のこと、ドリップという作業で何が起こっているのかということ、ドリップで目指すこと、手順のこと、豆のこと、お水のこと、お店のこと、etc...珈琲にまつわる色々なお話を聞かせていただいて、とても濃い午後のひとときでした。ただひとつのことに集中できる贅沢な時間でした・・・。

いろんなお話を聞きながら、信念をもって日々珈琲に向かいあわれている姿勢がひしひし伝わってきました。のちのち思い返してわたしも服作りとどれだけしっかり向き合えているかなと改めて見つめ直してみたり。珈琲以外のことにもつながるきっかけをいただいたワークショップでした。

今日も教えていただいたことを思い出しながらドリップ練習。失敗作になってしまってもなにやら旅をしているような気分で淹れる時間も楽しめるようになりました。いつかかえる洋裁店や洋裁教室で美味しい珈琲を出せるように、練習練習。

自分でコーヒーを淹れる楽しみもさることながら、またcowry coffeeさんのお店であの良い音に包まれながらおいしい一杯をいただきたくなりました。

眠る花

風船のようにふくらんだ蕾がポンとひらいて、今年初めてのききょうの花が咲きました。季節は少しずつ少しずつ前に進んでいます。



ギャルリノワイヨさんで見つけた茨木伸恵さんという作家さんの花瓶に。夜になるとききょうの花がしゅんとすぼみます。その姿がまるで眠っているようにみえて愛らしいのです。

ガラスのうつわ

先日、せせらぎ通りにある雑貨のお店「WHOLE」さんで見つけたガラスのうつわです。

冷製スープを入れるカップなのだと聞きましたが、ポテトサラダを盛り付けたり、野菜ナムルをいれてみたり、ミニトマトとバジルのサラダなど、もっぱらおつまみのうつわとして使っています。どっしりとしたおしり、小さな取っ手がかわいいです。

たそがれる鳥

以前京都へ行ったとき、出町ふたばさんで豆餅を買って近くの土手へ降りてみたら一羽の鳥が川に向かってたそがれていました。なんとかっこ良い姿なんだろう・・・とほれぼれしてしまったある日の午後でした。

あれだけ大きな街なのにこういう鳥たちが暮らせる自然も共存できている京都ってやっぱり素敵な街ですね。行きたいな、京都。

保存食づくり

先日仕込んだ梅ジュースとザワークラウトです。

梅ジュースは今日で砂糖がほぼ溶けたかな？という感じなので明日くらいには梅を取り出してシロップ完成です。青梅1kgのうち今回500g分をきび砂糖に漬けて、残り500gをてんさい糖で漬けてみようと思っています。味の違いを味わえる日が楽しみです。

ザワークラウトもだいぶシュワシュワしてきました。酸っぱい発酵の香りがしています。我が家は酸っぱいのが好きなのでもう少し発酵させてから冷蔵庫へ移して熟成タイムかな。レシピは、以前にNHK"きょうの料理"で紹介されていた門倉多仁亜さんのザワークラウトの通りにつくっています。

一泊旅かばん

1泊分くらいの荷物を入れられるかばんを作りました。

型紙は以前にオーダーいただいてお作りした復刻かばんのものを使わせて頂いて、ピンク色の生地は以前にHさんのお母さんからいただいた帯です。かばんに変身した帯は元の持ち主へプレゼントしました。持ち物の多さは人によって本当に違うので、使いやすい大きさになっていると良いなぁと願ってます。




今朝、サッカー女子なでしこジャパンの準決勝の試合をラジオで聞いていました（私のレベルでは試合内容を頭のなかで再現できなかったけれど。）決勝進出、月並みな言葉ですが、強い意志の力を感じてほんとうにすごいと感心すると同時に、イングランドチームの最後にオウンゴールを蹴ってしまった選手の気持ちを思って胸がものすごく苦しくなってしまいました。サッカーでは珍しくない状況なのかもしれないですが、選手が女性だからでしょうか、これから彼女はどんな風に気持ちを立て直してゆくのだろう、とか考えては今でも少し涙がこみ上げてきてしまいます・・・。光があれば影があって、影の部分に目を向けてしまうのは最近読んでいた向田邦子さんの短編小説のせいかもしれません。

夏眠あけて

6月5日以来の更新となりました。

長いお休みを心配して、さきほど友人が連絡をくれました。。。ありがたいことです。

だめな感じで過ぎてしまった6月が終わり、今日から7月です。
田んぼのかえる達はもうすっかりおたまじゃくしから変身して大合唱しています。
わたしも冬眠ならぬ夏眠から目を覚まさなければ。

夏眠中の出来事を少しずつ・・・

苔玉だったクチナシを植木鉢に植えて盆栽風に育てています。
今年はなぜか例年よりたくさん花が咲きました。
小さいながら甘い香りを楽しませてくれました。
（写真は先月上旬のものです）



街中へ用事があるときは出来るだけ歩いて出かけています。
車で通ってしまうと見逃してしまうような小さな発見が楽しみで。
用水路で涼む鷺さん。近くでじっと眺めてしまいました。



次回クラフトイベント予定が決まりました。

9月12日、13日に石川県森林公園で開催予定の森の青空アートに初めて出展させていただくことになりました。

楽しみです。今からちょっと緊張してます。
準備が思うように進まず気持ちが焦ってそわそわしております。
あたまのなかにある作りたいもの全てはきっと出来ないので、苦手な優先順位を付ける作業をしなくてはいけないのですが整理できなくて頭のなかでじたばたしてます。

気持ちが焦るとテスト前心理のように関係ないことをし始めてしまって不要品の断捨離なんかしてしまったり・・・現実逃避ですね。懲りずにキッチンとお仕事部屋の整理・模様替えがしたくてうずうずしているのを必死に抑えています・・・

そんな中で今年も梅仕事しました。
近江町市場で石川産の紅映（べにさし）を買ってきて、梅ジャムを作り、梅ジュース＆梅干しの仕込み中です。

市場でついキャベツ３玉とキュウリ１山を買い込んでしまって、ザワークラウトとピクルスもただいま仕込み中です(^^;)部屋の中にザワークラウトの酸っぱい香りが漂ってきました。もう少し。


冬のフリース足カバー製作や春ららら市のテーブルクロス製作でお世話になりました長町・武家屋敷地区のレストラン「くらげが雲になる日」さんと、中華鍋用の鍋つかみ制作を進めてきました。迷作も含めいくつかの試作品を経て最終的なかたちが見えてきました。まもなく完成品が厨房に登場予定と思います。


心に余裕が無いのにも関わらず、いろんなワークショップに参加しようと思ってます。

今週は漆の塗師、赤木明登さんや伊賀のギャラリーやまほん代表の山本さんなどが出席されるトークイベントに出かけてきます。再来週にはcowry coffeeさんのドリップワークショップ、少し先ですが秋前からcotonoeさんの金継ぎワークショップもとても楽しみにしています。

誰しも等しく限られている時間に今しか出来ない事をしたほうがいいですよ、と自分に言い聞かせる日々です。