表参道のスパイラルカフェに立ち寄る機会があったのですが、1Fのスパイラルガーデンで『「声」にまつわる森本千絵展』が開催されていました。
ジャン・コクトーの「声」(演出:三谷幸喜さん、出演:鈴木京香さん)の舞台美術を担当された方なのだそうで、ストーリーから生まれた絵や写真と共にこの”受話樹”という作品がどーんと展示されていました。造形も音も、すごい存在感でした。
樹からぶらさがっているひとつひとつの受話器から、いろんな音や声、言葉、メッセージが聞こえました。クッションに寝転んでじっくり聴いている人、眺めている人、それぞれの時間を過ごしていたようでした。
企画展の後、この樹はどこへ行くのでしょう・・・。直島など、どこかで常設展示されたら良いのにと思います。
どのくらい前になるでしょうか、友人の劇団が上演した「声」を観たのを良く覚えていて懐かしくなり、またあらためて本を読んでみたくなりました。
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