2013年12月24日火曜日

ピアノの音

川上ミネさんというピアニストの方のアルバム「馨(かおり)」を先週からずーっと聴いていました。

川上ミネさんのピアノの音を聴くと、きーんと澄んだ空気の中に静かに佇んでいるような気がして、とても心地良いです。一音一音が泡のように現れてははじけて消えていくような印象があります。

NHKの番組「猫のしっぽカエルの手」で川上ミネさんの音楽を知りました。ベニシアさんの読む文章、庭の風景、京都大原の景色と流れてくる音楽がとても好きだなぁと思っていて、やっとアルバムを聴くことができました。番組のなかでベニシアさんの家で川上ミネさんが弾いた「眠りのピアノ」というアルバムに入っている”コルドバの午後”という曲も素敵でした。数年前に旅したスペインの街の風景が懐かしく思い出されて、さらに思いが入ってしまっているのかも知れません。

川上さんのピアノは優しいなかに力強さを感じます。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

きーんと澄んだ…は正に私が一度訪れた大原三千院の冬のイメージです。そんな寒いのに、キュウリを氷水に漬けて売ってるんだよお~。ブルブル
私はビル・エヴァンズのピアノを聴き込み中。My foolish heartはタイトルのせいか、一人ぼっちのバレンタインデーのイメージです。

かえる洋裁店 / Kaëlle Clothing さんのコメント...

モルペンさんへ
ピアノの音でなく、京都〜♪大原三千院♪というメロディーがつい頭に浮かんでしまいました・・・ピアノ曲は聴き込むもよし、聴き流すもよし、手仕事がはかどる気がします。暖炉の前で編み物しながら聴く・・・きっとすてきでしょうね。

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