

・急に夏日がやってきたり、手が冷たくなるほど冷え込んだり
今年は特に気候変動があまりにも急激な気がしていますが、
でもそろそろ本格的に秋支度の季節、と言えるでしょうか。
秋冬にも着られるリネンの服が欲しいなと思っていました。
少し毛足感のある綾織りのラミーリネン生地を見つけたので
4枚はぎのスカートを作りました。もちろんポッケ付きです。
レギンスやデニムの上に重ね着して、ブーツや長靴をはいて
首にストールをぐるぐる巻きして元気に森へ出掛けよう・・・
そんなイメージで縫ったスカートです。
明日、能登島のキャンプ場で開催されるクラフトイベントに
このスカートを着て出掛けてみようと思っています。
・たくさんのものをつくる人、服を作る人がいることを思うと
わたしの”個性”とか”特徴”のある服とは・・・と、つい考えて
しまったりすることもあります。でもわたしらしい服とか、
わたしが好きな服を素直に作ろうとすると、シンプルな形に
なるので一見ではかえる洋裁店とわからない服になります。
それでいいのかな、それでいいのだ、の間を行き来しながら
ミシンと向き合っていると、今のところ落ち着く先はやはり
それでいいのだ、のような気がしています。
・先日、金沢市内でミナペルホネンのデザイナー皆川明さんの
トークイベントがあったのでお話を聞きに行ってきました。
”どこまでつくるよろこびをモノに込められるかが大切で、
つくるよろこびがはいっていないモノはすてきにみえない、
さびしくみえる”という言葉が印象的で心にのこりました。
当日オープンした期間限定ショップでは溢れるほど沢山の
お客さん達がそれぞれ愛用の服やバッグを身につけながら
熱心に真剣に楽しそうに新作の商品を手にしていました。
ああ、”つくるよろこび”が伝わっているんだ、すごいなぁ
となんだか眺めていて感動すら覚えてしまう光景でした。
この日に聞けたお話のこと、体験した光景は自分にとって
きっととても意味があったという気がしています。
4 件のコメント:
個性というのは、他人と違うこと、ではないと思います。
10人の作家さんが同じ型紙・同じ生地でスカートを作っても、全く同じ風情のものは、絶対に出来ないでしょう?
滲み出てしまう風情...つまり、その人の日々の暮らし=背景そのものが、個性じゃないかな。
「かえる洋裁店」の作品が素敵なゆえんです。
安心してそのまま進化していってね^^!
私も、たかはしまいこさんの意見に賛成!!
かえるさんの作品は、かえるさんにしか作れないもの。
迷わずイメージが沸くまま制作活動に進んでいってほしいな。
ミナいいな~今年の手帳はミナです。
来年は・・・ブログに出そう~☆
たかはしまいこさんへ
いつだったか誰が言っていたかは忘れてしまったのだけど、”個性をみつけるとか個性を伸ばすというのは何か違うと思う、ひとりひとりの存在がすでに違うのだから、する事・創り出すものはすでに必ず個性を持っているんだ”という言葉に出会って以来、すごく心が自由になりました。正にまいこが言ってくれたことです。ありがとう。安心して邁進します!
あずきさんへ
ありがとう!あずきさんのお菓子創作活動に毎回感心させられているので、勇気が出ます。ミナ手帳でしたか〜。来年の手帳はまだ決まっていないけれど、創作ノートはミナのちょうちょノートに決定です。
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