2012年6月7日木曜日

お酢な生活

・先日、金沢市内にある1923年(大正12年)創業の今川酢造さんへ行ってきました。

 ホームページトップのお写真に写っているご主人が
 お時間あればどうぞ、と酢を仕込んでいる蔵を案内して下さいました。
 立派な梁の通った天井の高い蔵にお酒やお酢を仕込むタンクが並んでいて
 はしごを少し昇ってタンクの中も見せていただいてしまいました。
 
 まずお酒を造ってからタンクで数ヶ月の間ゆっくり醗酵する
 天然醸造法(静置醗酵法)という今では数少なくなった方法で
 とても時間と手間をかけてお酢を造られているのだそうです。
 (お酢ができるまでの工程がこちらで紹介されています)

 急いでたくさん造ろうとすれば3日間で酢にさせることもできるそうですが
 じっくりゆっくり熟成されたお酢は旨み成分が生まれて
 とてもまろやかで深い味になるのだそうです。

 造った方の顔が見えて、そして完成するまでの時間や手間に思いをはせると
 日々頂く際にしみじみとありがたい気持ちになります。。


・購入した純米酢を使って、さっそくピクルスを仕込みました。
 今回は曲がりきゅうりとカリフラワーの2種類です。
 つーんとした酸っぱさでなく噛みしめる度に味を感じます。
 良いお酢のおかげで美味しく漬かりました。

 



・お店に伺った際、お酢とゆず果汁と砂糖を合わせた”ゆず香”を
 牛乳で割ったものを試飲させてくださったのですが
 それがとっても美味しくてはまってしまいました。
 
 あまりに気に入ってしまって翌日他の種類を買いに行きました。
 ”無花果(いちじく)”と”ブルーベリーグッド”。
 どちらも”ベリーグッド”なお味です。

 ヨーグルトにかけたり、牛乳と頂いたり、炭酸水で割ったり。
 お酢を日々の食事に取り入れる強い味方に出会いました。



 今川酢造さんのように規模は小さいながらも
 地道に実直にものを造っていらっしゃるお店が
 どうか続いていってほしいと心から願います。

 本当に小さな小さな応援ではありますが
 これからも積極的にお酢料理を作って
 お店に足を運んで買うことで応援したいと思います。
 

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