20年ぶりの再会

・先週末高校時代の友人が北海道から遊びに来てくれました。　
　（コーギー犬の大吉さん＆夢吉さんのおかあさんです。）
　20年ぶりの再会でお互いわかるかな？なんて言っていたのに
　一目見たその瞬間にお互いにすぐ、わかってしまいました。

　富山に住んでいるもう一人の友人と3人で一日金沢散歩をして
　あれこれ話しながら街を見て工芸品を見て食を楽しみました。
　なんというか「懐かしい」とも違って、まさに時間を遡って
　まるで修学旅行の自由時間をしているみたいな気がしました。
　20年といえばかなり大きな年月なのですが、不思議ですね。
　あっという間にお互いの空白の時間を越えてしまいました。

　そんな時間を過ごすことができてふたりの友人に感謝です。
　どうもありがとう！また、みんなで会おうね。

・金沢ひがし茶屋街を歩いていたときに見つけたつばめの巣。
　友人がかわいい姿をばっちり写真に収めてくれていました。
　もうすっかり大きくなったひな達が団子のようにくっついて
　ぎゅうぎゅう詰めになっている姿が愛らしかったです。
　きっともうまもなく巣立ちですね。

一週一品ものつくり #30｜シンプルエプロン

・リネンのプリント生地でシンプルなエプロンを作りました。

　大小の四角い生地をつなげて、ひもを数本縫いつけただけの
　とてもとても簡素な作りのエプロンなのですが、それでさえ
　紐はもうすこし違う位置につけた方がいいな、とかあれこれ
　”もうすこし”が見つかるもので、おもしろいなと思います。





　遠くから見ると、角が丸い茶色の長方形が並んでいるようで
　近くで見ると植木鉢から植物が顔を出している絵なのです。



　今この試作品は縫い仕事用のエプロンとして使っています。
　本番はギンガムチェックのリネンで作ろうと考えています。
　生地が変わるとまた印象が変わると思うので楽しみです。

稲穂がゆれる

・久しぶりに朝の散歩に出かけました。
　ふと田んぼを見ると、稲からたくさんの穂が出ていました。
　なんだか香ばしいような匂いが漂ってくる気さえしました。
　季節はどんどんと進んでいるんだなぁ･･･と感じる朝でした。

一日遅れて

・昨日から二十四節気の「大暑（たいしょ）」に入りました。
　全国的に梅雨が明けて夏本番、という時季なのだそうですが
　北陸の梅雨明けは例年より遅くもう少し先になるようです。

　あらためまして、暑中お見舞い申し上げます。
　猛暑日が続いているようですが皆様元気にお過ごしですか。
　
　日曜の夜から胃腸かぜで2日ほど元気を無くしていましたが、
　食欲も戻って元気を取り戻しました。もうほぼ完全復活です。
　ハードではありましたが体からすっかり毒気が抜けた気分で
　前よりからだが軽く感じてたまの断食も必要かと思うほど。

　冬でもめったに風邪を引くことなく丈夫に過ごしていますが
　体を冷やしていたとか、気のゆるみがあったのでしょうね。
　夏の風邪にはみなさまもどうぞお気をつけてくださいませ。

・手元のカレンダーによると2013年は夏の土用丑の日が2回も
　あるそうで、8月3日（土曜）が土用二の丑なのだそうです。
　先日22日の丑の日はすっかりダウンしてしまっていたので
　もう一度機会を頂いた気分で二の丑を迎えたいと思います。



・だいぶ前に埋めたアボカドの種がぐいぐいと育っています。
　もうあきらめていたのですが、急に暑さが厳しくなった頃に
　芽を出しはじめたとおもったら一日2cmずつくらいの勢いで
　ぐんぐん伸びていまはもう30cmを越える背丈になりました。
　気温に反応して飛び起きたのでしょうか。おもしろいです。



　ききょうの花も咲きはじめています。
　同じ鉢から濃い紫やうすいピンクなどちがう色の花が咲いて
　毎年あじさいの後にベランダを彩ってくれて感謝しています。

Iggyさん集め

・金沢市内にある北欧雑貨・家具のお店フィンルースさんで
　リサラーソンフェアが開催されていると知り、わくわくして
　先日さっそくHさんに連れて行っていただきました。

　代表的な陶器をはじめ、キッチン用品からバッグ、文具など
　いろいろずらりと並んでいて見るだけでも楽しかったです。

　ハリネズミ”Iggy”さんのマスキングテープ＆ラップです。



　すこし緑っぽさのある深い青色もとっても気に入りました。
　mt wrapは今回初めて使うので、まず使い方から勉強です。
　両端がマステと同じ貼ってはがせる糊加工がしてあるそうで
　ラッピングの他にも壁に貼れたり、ちょっと面白そうです。
　すでに使っている方がいましたら、使い方教えて下さいね！
　

一週一品ものつくり #29｜田舎風エプロンドレス

・18世紀イギリスの田舎をイメージして作ったエプロンドレス
　で、重ねてベストのように着る作業着をイメージしています。
　牧場や羊の群れを背景に思い描いていただけるでしょうか･･･







　どこかノスタルジックなイメージに合わせて選んだ生地は、
　上下ともレースや織り刺繍が入った100％コットン地です。





　作業着なのでTシャツ＆デニムの上に重ねても良さそうです。
　無地のリネンなどでも作ってみたいと思っています。

あじさいをドライフラワーに

・一昨年からあじさいの花のドライフラワー作りに挑戦しては
　失敗し続けて、今年やっとまぁまぁ良いものが出来ました。

　3本試したうちの、手前のは失敗の1本です。くしゅくしゅ。
　おそらく葉っぱを付けておいたのが良くなかったようです。



　こちらもやや失敗の1本です。
　葉を除いた切り花を、水を入れた小さめの瓶に差して置いて
　水を吸って自然に瓶の水が無くなったらそのまま乾燥させて
　おきましたが、少し”くしゅチリ”になってしまいました。



　そして下の写真がまぁまぁ良いのでは･･･？という1本です。
　同じく葉を付けずに花を水につけてしばらくおいたのですが
　こちらは毎日水を入れ替えながら水を切らさないようにして
　数日後、ふと気がついたら見た目はそれほど変わらないのに
　花を触るとかさかさとして乾燥していました。偶然・・・？

　残念ながら今年はもうすべての花を切り戻してしまったので
　この方法でちゃんとできるか試してみることができません。
　花を切る時季も咲き始めから終わりまで長い期間になるので
　いつ切るかが関係するのかなという疑問も残ったままです。
　また来年、実験です。お楽しみにとっておくこととします。

野ノ花

・強い陽差し、暑い空気に負けず可憐に咲いている小さな花。
　つよくかわいくたくましく、一生懸命生きる姿が素敵です。

一週一品ものつくり #28｜直線縫いのニットボレロ

・多くの所で梅雨も明け日本列島が猛暑に包まれていますが、
　暑い夏にも紫外線や冷房対策にはおりものは一枚必要です。

　綿麻素材のボーダーニット生地でボレロを作ってみました。
　身頃も袖もカーブのない四角い型紙で直線縫いだけで作れて
　とても効率よく布が使えるので思惑どおりの結果にまずまず
　満足していますが肝心の着心地はこれから使って確認です。
　


　首回りをちょっと折り返して襟のように見せてみたり。



　普段着に旅にと、いろんな着方を試してみたいと思います。
　それと、色んな種類のニット地で作ってみたいと思います。



・長袖ボーダーTシャツを作りたいとずっと思っていたところ
　やっと良さそうな生地に出会えたので秋に向けて作ります。
　今、ニット地が楽しくなっています。

Hiver bosque (イヴェールボスケ)

・先日、とてもすてきなお菓子屋さんへ行ってきました。
　お店の名前は、「Hiver bosque（イヴェールボスケ）」
　フランス語で「冬木立」という意味の造語なのだそうです。
　場所は石川県加賀市にあってカフェも併設されているので、
　窓からの景色を眺めながらゆっくりひと時を過ごせました。

　ケーキはもちろん素晴らしくおいしくて色鮮やかで美しくて
　深煎りの珈琲とともに口福のひとときを味わったのですが、
　お店の外観、店名のフォント、店内の空間、窓からの風景、
　カトラリー、ショップカード、焼き菓子のパッケージ、etc
　好きだなとか心地よいなと思う雰囲気に包まれていました。
　オーナーさんの想い入れが伝わってくる空間が作られていて
　ああ、すごいな・・・とただ静かに感動してしまいました。

・自分が本当に良いと思うもの、好きなものだけを持つのは
　良いとか好きとか人それぞれ見方は異なるとおもいますが
　よほど心掛けないことにはなかなかに難しいと思います。
　でもその心掛けは何か伝えるちからを持つとも思います。

　作るものをはじめとして部屋作りや時間の使い方にしても
　自分にとって”これ！”と思う形になかなか近づけないなぁ
　難しいなぁなどと折に触れて思っては考えてしまいます。
　とどのつまりは自分の感じ方ひとつなのですけれど・・・
　ギャップを埋める旅を楽しみながら続けようと思います。

・お店の横にどっしりと大きな胡桃の木が立っていました。



　枝が重そうに見えるほどたくさんの実が付いていました。
　この実がおいしいお菓子に生まれ変わるのでしょうね。



　地面すれすれに茂った葉に小さなかえるたちがいました。
　（かえるが苦手な方、ごめんなさい！でもかわいくて･･･）



　豊かな自然と共にあるすてきなお菓子屋さんでした。
　少し遠いけれど、ぜひまた訪れたいと思う場所です。

稲ぐんぐん

・日々暑さはぐんぐん増して、稲もぐんぐん成長しています。

　田んぼがきらきら青くきれいだったので写真を撮りました。
　朝から強い陽差しがじりじりと照りつける暑い日に
　田んぼの上を駆け抜け稲の葉を揺らす風の姿は爽やかです。
　

小暑（しょうしょ）｜温風至（あつかぜいたる）

・昨日7日（日曜）から二十四節気の「小暑」に入りました。
　南から梅雨が明けはじめる頃で夏はもうまもなくという時季
　なのだそうです。沖縄はすでに梅雨明けしていましたが、
　九州から東海地方も本日梅雨明けのニュースがありました。
　例年より早かったようです。北陸も明けている気がしますが
　いよいよ梅を干すタイミングが近づきそわそわしています。

・七十二候では昨日からの5日間「温風至（あつかぜいたる）」
　昨日はまさに窓を開けると外から温風が吹いてきました･･･
　きょうも日本列島に”温風（あつかぜ）”が至っていますね。
　みなさま暑さで体調を崩さないようにお気を付けて下さい。

・先日お友達から涼しかわいい一通のはがきが届きました！



　かき氷を楽しむかえるさん、ぜひ一杯ご一緒したいです。

一週一品ものつくり #27｜リネンのティアードスカート

・先週のリネンのタンクトップと同じ生地を使ってお作りした
　3段切替のティアードスカートです。

　世代を超え長く愛されているシンプルデザインなのですが、
　ギャザー分量や各段の幅によりずいぶん印象が変わります。
　サンプルを二度やりとりしてこのシルエットになりました。



　ものすごく薄い生地ではなかったのですがやや光を通すので
　透けにくく洗濯もしやすい裏地を合わせることにしました。
　表地は無地なので裏は遊びを入れて小花模様を選びました。

　当初ウエストはゴムにしてひもで調節と考えていたのですが
　腰回りをすっきりしたいとのご希望でファスナー開きにして
　内側のウエストひもで微調節していただくことにしました。





　まだ梅雨は明けませんがもう暑い夏がやってきていますね。
　リネンで夏を心地よく過ごしていただけたらうれしいです。

　暑さに負けずに良い週末を。

Cutipol

・ポルトガルのカトラリーメーカーCutipolの”Duna”
　先日行ってきた洋菓子とカフェのお店で出会った道具です。
　線の美しさと持ったときの心地良さにほれぼれとしました。
　
　考えて形にして使って再考して･･･と作られた時間と背景が
　作った人の思い入れが漂うように見えるようですてきです。
　つかいごこちと共存している「存在感があるシンプルさ」は
　とてもかっこよいです。そんな服や物を私も作りたいです。

　このカトラリーたちと出会ったお店は、石川県加賀市にある
　pâtisserie et café Hiver bosque（ｲｳﾞｪｰﾙﾎﾞｽｹ）
　とてもすてきなところでした。続きはまた後日に。

あじさいいろいろ

・昨日からの5日間は七十二候の「半夏生（はんげしょう）」
　”からすびしゃく”とも云われる半夏という薬草が生える頃で
　農家にとってはこの日までに農作業を終える大事な節目の日
　とされてきたのだそうです。各地方にさまざまな風習がある
　そうで、西日本ではこの日に”たこ”を食べる習慣もあったり
　北陸では福井県大野市でこれから暑い夏を元気に乗り切る為
　この日に鯖の丸焼きを食べる慣わしがあるのだそうです。
　そういえば先日福井へ出かけた際にスーパーで鯖の丸焼きが
　どーんと売られているのを見かけました。なるほど、です。

・先日おそば屋さんの庭先で見かけた柏葉あじさいの花です。
　種類豊富なあじさいですが、ずっと白いあじさいが欲しくて
　特にこの柏葉あじさいに憧れています。



　福井県越前市の「そば蔵 谷川」さんというお店で
　そばがきやおろしそばなどをいただいてきました。
　福井産玄蕎麦を毎日使う分だけ挽いて打っているのだそうで
　独特の太めの蕎麦がおいしかったです。お庭も立派でした。