・七十二候では、昨日17日からの5日間は「玄鳥去(つばめさる)」
春に渡ってきたつばめが子育てを終えて南の国に帰る季節なのだそうです。
また来年、会いましょう。
・3連休はいかがでしたか?
伊勢からHさんのお母さんが遊びに来てくれたので
金沢市内を巡ったり輪島へ初ドライブに出かけたりしてました。
連休中の金沢は本当に良く晴れてお出かけ日和が続きましたが
今日は一転してしとしと雨降りの一日です。
・子どものころはとても良く本を読んでいた記憶がありますが
あるときから読書量がとても減ってしまって今に至ります。
本読みに戻れないままなのは残念に思っていることの1つですが、
少ないなかでは、エッセイを読むのが好きです。
読むのを止めたり再会したりが気楽にできるからだと思います。
昨晩は村上春樹さんの『サラダ好きのライオン』を読んでいました。
ちょっと心に留まった文章があったので読書メモ代わりに。
”結論というのは多くの場合、こちらでむりに引っぱり出すものではなく
向こうから段取りを決めて勝手に訪ねて来るみたいだ。
だからこっちとしては、なるべくきれいな座布団を敷いて、
それがやって来るのを静かに待っているしかないような気がする。
で、来なきゃ来ないで、それはまあ仕方ない。”
(「そうか、なかなかうまくいかないね」より)
まったく同感です。
でもこんな言葉の言い回しが思いつきません。
ひさびさに言葉のおもしろさを味わえた瞬間でした。
4 件のコメント:
「なるべくきれいな座布団を敷いて、」
機が熟すのを待つですかね。
準備というか心構えはするんだけれど、こちらから無理にはかどらせることはしない。そのもの自体がやってくる時を静かに待っている。そうすると、最もふさわしいものがやってくるかもしれない。
きゅうる村さんへ
コメントありがとうございます!
「準備・心構えをしてあとは静かに待つ」まさにそういう姿勢、心掛けで暮らしたいとおもいます。
最近読んだマンガには「すべての答えが簡単に出ると思ってはいけない」がありました。やっぱりせっかちを諌めるのが得策のようですね。
モルペンさんへ
わかっているのだけど、なかなか・・・というのが人間ですよね。答えを急ぎそうになったときに「さて、座布団でも干しましょうかね・・・」なんて思うとちょっと和みそうです(笑)同じことでも言い方が変わると雰囲気ががらりと変わったりするのが面白いよね。
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