
8月初めの田んぼはこんな青々とした様子でしたが、今は殆ど
刈り取られて鳥が落ち穂拾いしています。もう新米の季節。
秋の味覚を楽しんでいますか?
そのだいぶ前8月初旬のことですがおわら風の盆で知られる
富山市八尾にある和紙工芸のお店・桂樹舎(けいじゅしゃ)
へ行ってきました。
店の建物は廃校になった小学校を移築したものだそうです。
肝心の雰囲気のある外観の写真を撮り忘れてしまいました。
もしよければ「とやま観光ナビ」のページでご覧ください。
手間もお金もかかることですが、こうして古い建物を大切に
使いながら残されているところに強い想いを感じます。
入口の脇には睡蓮がきれいに咲いていました。

お店の隣にある喫茶室では、民芸家具に腰掛けてコーヒーを
いただきながら置いてある本を読んでゆっくり過ごし ました。
型染め和紙で作られた名刺入れです。Hさんの選んだ柄です。

かえる洋裁店用に、わたしはグリーンを選びました。

もうひとつ、和紙カバーのクッションです。使い込んでゆく
ほどに味が出てくると思うので大切に育てたいと思います。

D&DEPARTMENTが発行している各都道府県のガイドブック
「d design travel TOYAMA」に桂樹舎、そして桂樹舎を
創った方のことが紹介されています。この本で富山を巡る旅
をはじめました。高岡にある蕎文(きょうぶん)というそば
屋さんへも行ってきました。塩で食べておいしいそばはもち
ろんのこと、セルフビルドで建てられたお店の雰囲気、併設
のギャラリーもシンプルで趣深く気持ちの良い空間でした。
d design travelはまだ全ての都道府県分は発行されてい
ません(石川福井も未だです)がもし旅先の本が出ていたら
読んでみたいと思っています。街や場所・お店そしてそれを
創っている人々のストーリーに興味があるので読み物として
おもしろいです。